お盆の由来とお彼岸のお墓詣りについて

お盆の由来

夏休みがひと月以上もある子供と違って、大人になると、お盆=夏休みなので、嬉しい反面、1週間ほどの休みの間に帰省やお墓参りがあるし、掃除もしたいし、というわけで、ちょっぴり憂鬱な気分も混じります。
私の実家では、先祖のお墓が自宅から遠い山の中にあったせいで、お墓参りはお盆の行事と決まっていました。春と夏のお彼岸は、特に意識をすることもなく過ぎていくものとなってしまい、お彼岸にもきちんとお墓参りをするという人に出会うと、偉いなぁと感心してしまいます。
お盆の由来はお釈迦様と深い関わりがあるそうで、お盆の語源は食事を運ぶときに使うお盆から来ているということは、お彼岸にもきちんとお墓参りに行くという人に教えてもらいました。

お彼岸

お彼岸も仏教に由来しているそうですが、お盆と違って、いつからいつまでと日にちがはっきり決まっているそうです。
春のお彼岸は春分の日を真ん中にして前後3日間ずつの1週間、秋のお彼岸は秋分の日を真ん中にして前後3日間ずつの1週間となっています。気候のいい時期なので、汗を掻きながらお墓の掃除をしたりするお盆の時期より、春と秋のお彼岸の方がお墓参り向きだと思います。
お盆のお墓参りは、帰省とセットになっています。我が家もそうですが、まとまった休みがとれないと、実家のお墓にいくのも難しいとういう人も少なくありません。
お彼岸にお墓参りに行くと言う人は、都市部で生まれ育った人が多いような気がします。

お墓参り

子供の頃は、お盆はお墓参りに行かなければいけないあまり嬉しくない日でした。昨年、実家近くに住む妹一家と一緒にお墓参りに行くことになった時、6歳の姪が、お墓参りに行きたくないと泣いて嫌がったそうです。無理矢理連れてこられた姪は目が腫れていて、その気持ちは私にもわかるので、微笑ましい気持ちになりました。ご先祖様が何かもよくわからない子供にとっては、夏休みなのに、楽しくもないお出かけはしたくない、というところなのでしょう。もしお彼岸にもお墓参りに行くことになったら、どれだけ揉めることか。
ふくれっ面の姪に、お盆の始まりはお釈迦様が…と、聞きかじりの由来を話してみましたが、たいして聞いてもくれませんでした。

お盆とお彼岸比べてみると

楽しいことを表す時に「お盆とお正月が一度に来たようだ」という表現がありますが、お盆とお正月は家族や親族が集まるので、皆でご馳走を食べる、ということから来ているようです。
お盆はお正月と並ぶ楽しい行事で、お彼岸とはやはり少し違うようです。
とはいえ、お盆やお彼岸も少ししんみりした気持ちになるのは共通していて、これは日本特有のものかもしれません。クリスマスもハロウィンも宗教に由来する行事なのに、華やかで楽しそうな雰囲気があります。
お墓参りももっと楽しい行事にすべく、何か工夫をできないものか等と、ちょっと考えてしまいます。